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インタビュー

総院長・指導医・先輩医師インタビュー

総院長
藤木 茂篤

 

卒前卒後臨床研修センター長

岡 岳文

 

先輩医師

佐藤 剛史

 

総院長 藤木茂篤 interview 

 

津山中央病院の特徴を教えてください。

このたび、4月に診療報酬改定があり、診療報酬上のDPCという規定で、Ⅱ群になりました。

 

Ⅰ群が大学病院で、大学病院に準ずる機能を持つ病院がⅡ群ということで、全国で140か所しかありません。

 

Ⅱ群に認定されたということは、高度急性期の病院であるという事の一つの特徴になります。

 

 

二点目は救急です。岡山県北で3次救命救急センターは当院だけで、年間約4500台の救急車を含め、約2万人の救急の患者さんに対応しています。

 

救急の充実した病院であるということが二点目の特徴です。急性期そして救急共に、県北で唯一の機能を持つ岡山県北の最後の砦として使命を持った病院です。

 

 

 

津山中央病院の臨床研修の特徴を教えてください。

新幹線、飛行機に乗っていて「お医者さんはいらっしゃいますか?」というドクターコールがあった時、飛んでいく医者になろうというのが当院の研修医の指導理念です。

 

これは私の経験からきたことで、これから臨床医として生活をまっとうしていく、人生をまっとうしていく中で、この救急の対応が出来るかどうかというのが、大きな基盤になります。そのことからこの指導理念を立ち上げました。

 

実際にその指導理念に基づくだけの事が提供できるかは、先ほど申し上げました救急で、年間延べ2万人を超える患者さんというバックがございますので、研修医の先生方に提供できることが特徴です。

 

もう一点は、指導医の先生方の研修医に対する熱意が素晴らしいものがあるという風に病院としては感じています。

 

研修医に対して、厳しいところもありますが、温かい指導を提供することができるという特徴をもっています。

 

 

 

 

 

 

 こんな医師になって欲しい

医者として、我々が患者さんに提供する医療行為で、それが実は患者さんが本当に願っているのか?

 

その患者さんの生活基盤を考えた状況の中で、患者さんがこうして欲しいと思っている事と、我々が提供しようとしているところにギャップはないのかという事を、いつも考える医者になって欲しいと問題提起しています。

 

これから医師は、どんどん知識が増えます、技術も増えます、その時にそれを上手にコントロールできる心を持って欲しい。

 

知識と技術を上手に調整できる心、この3つが調整された医師になって欲しいのが私の研修医に望む姿です。

 

「日々研鑽してレベルアップを図る」

 

これが最も大切な条件です。全人格的な執念を積むという事も非常に大切になってきます。

 

医師たるもの、臨床医をやる間は、毎日が勉強ということを心掛けるという事が大切だと思っています。

 

 

 

 今後の津山中央病院のビジョン

 私が病院長になった時「2020年までに日本に誇れる医療サービス空間を構築する」というビジョンを掲げ、職員一同共有しています。津山という町にあるこの病院が、日本という言葉を入れた事にご注目いただきたいです。岡山県北、岡山県という枠ではなくて、日本全国に通用する病院を創りたいというのが私の病院の理念ビジョンです。

 

ビジョン達成の為に色々な事業を計画しておりますが、まずがん陽子線治療センターということで、この4月から運用を開始いたしました。がん陽子線治療センターは、中国四国地区にまだ一か所もありません。

 

全国でも当院で11か所目です。中国四国で初、そして総合病院としてこのがん陽子線治療センターを持つのは西日本では私共だけです。この高齢化を迎える時代において、総合病院でがんの治療をするという事は非常に意義のある事になります。

 

西日本のがんで闘っておられる患者さんに対して、私共の病院の理念が「患者さんに優しく寄り添う」という事なので、その治療をする事によって優しく寄り添う事が出来れば医療人として、この上ない喜びです。 

 

 

 

医師を目指す医学生へのメッセージ

今後の医者人生を後悔なくまっとうする為にはこの2年間、初期研修

医時代が最も大切だと私は考えています。

 

この2年間を死に物ぐるいで頑張っていただきたいというのが、

研修医に対する私からのメッセージになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 卒前卒後臨床研修センター長 岡 岳文 interview

 

自己紹介

津山中央病院の研修担当をしております"岡"と申します。

卒前卒後臨床研修センター、略して卒臨研といいます。


 

 

私がセンター長の岡と申します。あと副センター長が2人、事務のスタッフ等含めて卒臨研という形でスタートしています。特に初期臨床研修医の学生さんに、ぜひ津山中央病院を選んでもらいたいという事で紹介させていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

研修医時代に学ぶべき一番大切なこと

当院の初期研修は、とにかく豊富な症例と、手技の上達ということで、どこの病院からもよく言われていますが、定評があると思っています。

 

卒臨研としては今年で活動2年目になり、一層研修医をサポートしたいと思っています。

 

研修病院を選択するにあたり、当院を実際に見学して、輝いている先輩を見て貰ってこの病院を選んでいただき一緒に仕事できることを希望します。

 

津山中央病院は、岡山北の医療の砦ということで、ベッド数が535床という基幹病院です。

 

救命救急センターも有しており、公的な性格を非常に持ってる病院だと思います。地域の医療支援病院を含め、多くの役割を担っています。

 

学生の皆さんに問いたいところは、「立派な医者、良い医者になるというのはどういうことなのか」ということです。もちろん「医師」というのは社会人ですから社会人としての最低限の事は、どの業種でも必要な事ですが、特に医師という事になると「腕がいい医者になりたい」となると思いますし、またいわゆる「医者として頭がいい」というのも望まれると思いますし、また「人間性、人柄がいい」というのも非常に大事な分野だと思います。

 

そのような、診断技術を含めての頭の良さとか、手技、手術の腕の良さであったり、あるいは人柄の良さ、こういうバランスの取れた医師になって貰いたいというのが、私が思っていることです。特に初期研修医の2年間は、バランスよくトレーニングしていただきたいと思っております。

 

 

指導医として大切にしていること

当院の研修医の指導理念は、「即戦力となるプライマリーケアの実践」です。

 

当院の病院長がよく言っている「新幹線や飛行機の中でお医者さんはいらっしゃいませんか?と言われた時に躊躇なく手を上げる事ができる医者になる」という、そういう積極的な医者になってもらいたいです。

 

地域選択では、家庭医療であったりプライマリーケアで有名な、奈義ファミリークリニックの松下明先生、あるいは美作市立大原病院の塩路先生の指導が受けられます。

 

非常に有名な先生です。特に松下先生の指導は、昨年から当院に出向いて下さって、医療面接、診療推論、あるいは家族面談といった、研修指導を月に1回のペースで行っていただき、大変好評です。

 

松下先生のところへは、全国から研修で集まったり、松下先生の指導を受けたいという方もおられるくらいで、当院に来ていただけるという事は、研修医にとって非常にいい経験になるのではないのかなと思います。

 

 

 



 

津山中央病院の研修は、当初からグラム染色という検査を必須科目としていまして、それから抗生物質を選ぶという指導をしています。

 

特に最近では感染症外来というのがあり、愛知医科大学の感染症科の先生が定期的にお越し下さり、その先生の外来、回診に研修医がついて感染症を学ぶ事ができます。感染症について学びたいという研修医の要望にも、当院は対応することができます。

 

当院で手技、技術を磨くという一つの例として、「OSCE(オスキー)岡山カップ」というのがありまして、津山中央病院は複数部門で毎年MVPを獲得しています。

 

ちなみに2016年度は、7部門中4部門でMVPを獲りました。オスキーが全てというわけではありませんが、普段の研修の成果が出ているのではないかなと思います。

 

 

津山中央病院の研修の良いところ

 

全国の病院どこも凄いと思いますが、当院の売りは1次救急~3次救急までまんべんなく症例を経験できるというのが特徴です。岡山県には救急センターが5ヶ所あり、そのうちの1つが津山中央病院です。

 

年間およそ4500台の救急車が参りますし、救命救急センターに受診される方は2万5000人ということで、症例としては非常に豊富に経験できるのではないかと思います。

 

特に3次救急においては、ICU、それから全身管理、救急救命の専門医もおりますので、専門医の指導を受ける事ができ、正式な手技を習得できるというのが大きいのではないかと思います。

 

また岡山県北なので、マムシに噛まれた方も複数あり、マムシ咬傷を経験できるのも当院の強みだと思います。

 

最近では心肺蘇生という事で、BLS、それからACLS、あるいは小児のパルス、外傷のジェーテックのような資格をみなさん取るようになってきているのですが、当院でも研修医は取れる資格はどんどん取っていただこうという方針です。病院からの支援もありますので、全部持っておられる方もおられます。

 

特に良いところは、当院は心肺蘇生の例が、年間150例位ありますので、実際学んだ手技を実践に活かす事が出来るという事が非常に良い事ではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

研修医の仕事は忙しいのか

津山中央病院の研修は忙し過ぎるといわれる事があります。

 

1次救急~3次救急が多く、忙しいことは事実ですが、その分、研修は充実していると思います。

 

また、他の救急病院と比べ、特別に津山中央病院が忙しすぎるという事はないと思います。

 

今年も男性4名、女性6名の研修1年目の研修医に頑張っていただいています。卒臨研としては、初期研修医に雑用だったり、あるいは無駄な忙しさがないように気を付けています。

 

またストレスが過度にならないように、今年から面談制度も設置して、常に初期研修医を見守るような工夫をしています。

 

 

 

 初期研修終了後の進路について

初期研修終了後の進路についての質問もありました。大学への入局、それから非入局を含めて進路については自由選択ですが、今まで初期研修医の約75%が当院で後期研修を続けています。平成23~26年につきましては、32名中24名です。

 

「津山」という事で地理的には決して恵まれている訳ではありませんが、75%という数字は高い数字だと思っていまして、研修の満足度あるいは病院への愛着の高さ、深さを示しているのではないかと思います。

 

ただ今後は新専門医制度が始まりますので3年目以降は、まだどうなるか分かりませんが、当院は新専門医制度にも対応しております。

 

2年間で初期研修に必要な手技は身に付きますか?という質問もあるのですが、救命救急センターでの症例を通して、1次〜3次の症例を、まんべんなく経験出来るというのが特徴です。自信を持って後期研修に進んでいただけると思います。

 

 

当院の研修医について

研修医の出身大学も一つの大学に偏る事なく、現時点で20校を超える出身大学の学生さんに集まっていただいています。

 

研修の同期は一生の宝ですし、多くの出会いが自分を変える事があると思います。社会人になるにあたって、思いきって環境を新しく変えてみるのも良いと思います。

 

研修用の宿舎が充実してまして、目の前にはテニスコートとフットサルコートが併設されております。テニスコートではバーベキューも出来るようになっていますので、研修医等はそこを利用しています。

 

当院の研修医はよく学び、よく遊ぶということで、院内のスポーツクラブもありますし、フットサル部・陸上部・バレーボール部・テニス部・スキー部もあり、研修医もどんどん参加しています。

 

 

研修医を目指す医学生にメッセージ

岡山県を含め、全国には多くの臨床研修病院があります。その中でも津山中央病院は症例も多くて初期研修を学ぶのには最適の病院ではないかと思っています。

 

卒臨研を中心に病院全体で研修生活をバックアップしていきたいと思っています。

 

医者としての第一歩を新しい環境で一緒に始めてみませんか?というのが私からのメッセージです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先輩医師 佐藤 剛史 interview

 

自己紹介

初期臨床研修2年間を終え、小児科の後期研修医として津山中央病院にそのまま残らさていただきました。今は週2回の外来と入院患者さんへの対応、そして救急外来で来られた患者さんの対応などをさせていただいております。

 

津山中央病院を選んだ理由

もともと、小児科志望でしたが、初期臨床研修の内に、様々な経験が積めるように、多くの科が揃う総合病院であることが、一番良いかなと思い、そこに主眼をおいて病院を選びました。

 

その中でも、救急症例が特に多く集まり、実際に手を動かす事を大切にしているのでこの津山中央病院を選ばさせていただきました。

 

 

 

 

 研修先を選ぶ時のポイント

研修医が多すぎず、少なすぎず、そして今まで沢山の研修医を輩出してきた実績のある病院を選ぶのが大切かなと思います。そして医局との繋がりなど、後期研修に繋がる初期研修を送れる病院かどうかが、選ぶときに重要なポイントになると思います。

 

 

 

指導内容と体制について感じた事 

手技を大切にする病院ですが、それはきちんとした知識と理論とそれに対する理解があった上だということに気づかされました。

 

教育的な面では指導としては少し弱い面があるかなというのが実際なのですが、診察でも手技においても研鑽を自分で積みさえすればしっかり、そして自由に任せていただくことが出来ました。

もちろん困った時には相談に乗っていただいたりだとか、きちんとした監督の基でさせていただくので、安心して研修することができました。

 

 

今までを振り返って

想像以上に人の死が身近なものだと感じさせられました。3次救急では救命出来なかった方もいらっしゃいますし、はじめて死亡診断をした事もありました。

 

主治医として初めて患者さんが亡くなった事も凄く記憶に残っていますし、若くして悪性腫瘍と診断された方の最後まで看取りをさせていただいた事はもの凄く記憶に残っています。

 

また、それとは別に患者さん本人やご家族が死とどう向き合っていくのかという事にも改めて気づかされました。ドクターカーで出動して心肺停止だった患者さんの心拍を再開させた後、ご家族との時間を1日だけでもつくらせてあげる事が出来たのは、医師として避けられない死というものを強く感じさせられました。

 

もちろん元気になって元気に退院される方からいただく感謝の言葉も非常に嬉しく思っています。

 

 

学生時代と入局後のギャップ

教科書通りにいかない治療とか、社会保険や行政サービスに関した勉強は格段に多くなったと思います。

 

教科書に、わずかしか載っていないような疾患については、より専門的な書籍を探したりだとか、論文を自分で検索してそれを勉強する事もありました。

 

看護師さんをはじめとしたコメディカルスタッフとの連携の重要性も身をもって感じています。

 

臨床的に言えば、感染症がどれだけ重要かという事を理解させられました。

 

あらゆる疾患について回るものであって学生時代にもっと勉強しておけば良かったなと思わされるところがあります。

 

学生時代にもっと勉強しておけば良かったなと思う事は、抗菌薬と感染症についてかなと今になって思っています。別の面でいうとやはり忙しさというものがあげられます。

 

自分の時間のなさはやはり避けられないものであって、学生時代には出来ていた趣味なんかに関する時間をどうにかやり繰りして休日や仕事の終わった後の時間を有効活用している形になっています。

 

 

研修が始まって辛かったこと。嬉しかったこと

辛かった事は無かったというか、実は覚えていません(笑)

 

嬉しかったことは、今まで出来なかった手技が出来るようになった事、出来ている手技が、よりスムーズに自信を持って行うことができるようになったことが、とても嬉しかったです。

 

また、他の先生や医療スタッフの方に、「あの患者さんが佐藤先生で良かったと言ってたよ」と教えてもらった時は本当に嬉しく思いました。

 

 

指導医の先生方や他の職種の方々との関係

どの科を研修していても、指導医の先生とはうまく関係を築けていたのではないかと思います。

 

色んな先生がいらっしゃって、たくさん怒られる事もありましたが、人間関係が悪くなるような事は無かったです。

 

その科の研修を終える頃には自信を持ってコンサルト出来るようになっていました。他の職種の方々とも仕事はもちろん大変お世話になっています。

 

 

医師に出来ることは思った以上に限られており、色々無理をお願いすることも多いですが、快く引き受けて下さる為、医療がスムーズに進んでいくように感じます。

 

よく見知った患者さんがいると我々医師よりも早く行動して下さっていたり、様々な情報を聞き出して下さっていたりと、昨今謳われているチーム医療が出来ているのではないかと思います。

 

 

 

今後のキャリアアッププラン

医師免許だけでは当然何も出来ません。知識だけでも技術だけでも何も出来ません。

 

謙虚な心を持って知識を学び技術を磨き、多くの人との関わりを大切にしながら邁進する事が大切なのではないでしょうか。

 

ぜひ津山中央病院で初期研修をしてみませんか。

 

私たちの努力が個人の健康と社会の健康の源だと実感できると思います。